カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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日本人が食べるべきもの(重要★)

有機農業、自然農法、無肥料栽培に関心を持ち、色々と見聞きし本を読み、そして実践をしてみる。それを10年くらいやりながら、栽培のこと、生命のこと、作物と人間の健康のこと、人類の歴史等々、ごちゃごちゃと考える。なんにもわかっちゃいないが、考えることを書いてみたい。と、思ったが、まだまとまらないので(わかっていないだけ^_^;)、今わかることだけ書いてみます。


畑の地下が造成・鎮圧されていたため良い土中構造ではないが、有機物により地表30センチは腐植が増えて良くなってきた。有機肥料も含めて一切の肥料をやらず、刈り草しかやらないことを頑固に7年間続けてきた。

その条件の中で、良くできる作物、まずまずのもの、うまくいかないものがはっきりしてきた。もちろん、土も品種も私の技術も毎年少しづつ変化するし、作ったことがない作物・品種のほうが多いから、現時点での限られた話である。購入苗でなく、種から育てる、という条件で以下に代表的なものを書いてみた。購入苗であれば出来るというものは( )である。


●無肥料でできる作物といえば、
穀類:大麦、粟(あわ)、陸稲
豆類:大豆、いんげん、えんどう他
芋類:里芋、(さつま芋は購入苗しか経験なし)
野菜:大根、ねぎ、にんにく

●やっと少しできるようになってきた作物
果菜:きゅうり、ナス、トマト、ピーマン、日本の葉物

●今でもうまくいかない作物
葉菜:キャベツ、(ブロッコリ)、(白菜)

●あまり作っていないが、過去失敗したもの。
洋物:玉ねぎ、にんじん



さて、これらから何か見えてくるものはあるか。


私にはあります。


私の持論は、
「日本人が食べるべきものは、無肥料でも作りやすい作物である。」



マクロビオテックや自然食を勉強された方には常識でしょうが、日本人が健康に生きるためには「穀類、豆類、芋類、海藻類、発酵食品など」が大切です。穀類も玄米に雑穀を混ぜるとより完全食に近づきます。
人間の歯の構造からも穀菜食が中心であることがわかります。


その上で、
「日本人は洋物作物でなく、伝統的作物を食べるべし。」


なぜか。
上記の分類でわかるように、洋物作物は無肥料で作りづらいからです。
(ほとんどの作物が、時代は違えども海外から来たものですが、明治時代以降の伝来作物をここではあえて洋物作物と定義します。)
ヨーロッパのアルカリ土壌と日本の弱酸性の土壌は違う。キャベツのような地中海原産の洋物野菜をつくるには無肥料で作りづらいから、一般的には様々な土壌改良資材や肥料を投入して土壌を変えたり、病害虫予防に悩む、最悪は農薬を使うという不自然なことをしなければなりません。


「身土不二」という言葉はご存知でしょう。自分の生まれ育ったところでできたものを食べなさい。
この言葉は、
「近くで栽培されたものという場所を指すのではなく、生まれた場所の風土に合ったものを食べなさい。」
ということだと理解します。
そうであれば、不自然に土壌を変えて栽培されたものは、近くで作られても「身土不二」ではないでしょう。

野菜を食べましょう、というのも正しいのでしょうが、どんな野菜を選ぶべきか、について慎重に考える必要があるのではないでしょうか。
無肥料でできる作物は、病虫害にほとんどやられずに、健康に育ちます。風土に合った作物は健康である、ということです。


私は、なんでも食べますし、甘いもの、加工品、様々な添加物入りの食品なども結構食べているので、偉そうには言えません。
ただ、上記のことを、無肥料栽培の苦戦の中で感じたおかげで、

「無肥料でもできる作物をできるだけ食べるべし。」

という考えに達したので、お伝えしました。これを基本食としておけば、他のものは多少いろいろ食べても、食を楽しんで良いのではないでしょうか。

以上は、自分の栽培を観察して考えてきた現時点での見解です。土壌や品種や技術の変化で、見解も変わるかもしれませんが、日本の食の歴史を見ても、そんなに外れてはいないだろう、というのが今の考えです。





8月末の無肥料菜園の様子を写真でお伝えします。

まずは陸稲です。8月中旬に出穂し、頭が垂れてきた品種と、今出穂した品種とまちまちです。
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里芋です。日照りが続くので、土壌水分保持のために草を伸ばしていましたが、芋の茎が徒長してしまったかもしれない。やりすぎたかな。
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大豆です。開花のころに日照りで心配したけど、さやがつき始めた。
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ねぎは丈夫です。
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ナスは大きな株が現われたので種取り用にします。
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種取り用きゅうりです。
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ごま。
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大根。8月25日に播いたもの。
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白菜。8月25日に播いたもの。うまくできるかな。
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by shizenchiyuryoku | 2013-09-01 22:07 | 基本的な考え方 | Comments(2)
Commented by ミユコ at 2013-09-10 22:13 x
玉ねぎ、にんじんって洋物だったのですね。。。
日本で長年育った種なら育ちますか・・・?

穀物、雑穀はやはり日本人の主食にすべきものだと思います。
男=田んぼで力仕事をする=お米を作る=主食

最近、無農薬や有機栽培のものを食べるようにきをつけています。神経質になりすぎるのよくないのですが、できる範囲で変えています。
玄米にもしたいのですが、反対する人がいるので、「玄米胚芽ふりかけ」というのを買ってふりかけて食べています。
自分の身体がどのように変わっていくか人体実験中☆
Commented by shizenchiyuryoku at 2013-09-12 22:54
miyukoさん、こんばんはー。
玉ねぎは明治時代に来ました。人参は江戸時代に東洋型がきましたが、現在目にする人参のほとんどは明治時代にきた西洋型です。
このあたりのことは続編で書きますね。野菜の原種のことや、明治時代や敗戦後の誤った国策のことも触れられればと思います。日本人の健康とは何か、がテーマです。いいところをついてくれてありがとう。

玄米もいいけど、大麦もいいよー。おなかにもたれることなく、がんがん食べられます。間違いなく日本の伝統食です。

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