カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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自然農法の土つくり2

新年あけましておめでとうございます。

昨年のノーベル賞では、微生物から医薬品を開発した大村智さんが選ばれました。受賞された時に大村さんは「私の仕事は微生物の力を借りているだけ。私自身が偉いことを考えたりしたのではなく、すべて微生物のやっている仕事を勉強させていただき、本日まで来た。微生物のおかげです」と謙虚にコメントされた。

もちろん大村さんの大変な努力があったことは言うまでもないことだけど、一方で全くおっしゃるとおりだと思います。私たちの世界には無数の微生物が棲むが、ほとんどは未知で、知られているのは全体の数%といわれています。微生物は外的から身を守ったり有機物を分解したりするため、いろんな化合物を分泌する。人間に役立つ化合物が医薬品に利用されるわけです。

そして、私の畑の場合も同じである。「土つくり」というけれど、正確には「微生物のすむ環境つくり」です。また、「無肥料」栽培であるものの、「無栄養」栽培ではない。では、なにが作物に必要な「栄養」を作り出すのか。そこを日本人なら知ってほしいし、先祖の知恵と現代の科学の両方を勉強してほしいのです。

私の現在耕作中の畑は今年で10年目になります。一切肥料を入れたことはありませんが、年毎に作物の出来が良くなってきています。里芋などは、今までに食べた中で一番おいしいとびっくりされます。自分でも世界一だと自負しています。売るとしたら市価の10倍です。なぜ出来るのでしょう?

私は、本来の土が持つ地力と、植物自身が自分の周りの環境を変える力と、微生物が作り出す栄養分、そして微生物や小動物や雑草や作物の根の不思議で驚異的な共生が理由であると確信し、それらの共生環境を保つことに注力しています。
微生物の働きには未解明のことが多すぎると思いますが、すでにわかっていることもあります。石油や化学物質に頼らず、自然界の理(ことわり)を正しく理解して、環境や人体に悪影響を及ぼさない、本当においしい、伝統的な根本原理を生かした農業が普及することを願っています。

ブログ更新はあまりできていませんが、畑環境や作物は確実に良くなっています。
本年もよろしくお願いいたします。






by shizenchiyuryoku | 2016-01-11 11:25 | 基本的な考え方 | Comments(2)
Commented by 通行人 at 2016-01-23 13:47 x
初めてこちらのブログに訪問させていただきます。
八百屋とスーパーで買う野菜が疑問でした。虫がたくさんついているか、せいぜい数匹程度(死骸だけとか)か。両方、一般的な流通野菜(有機とか無農薬とかではない)。インターネット上では、虫つきは「安全野菜」としています。が、疑問でした。その、もやもやとした部分が、こちらのブログで判明し、腑に落ちました。
青森の奇跡の林檎をつくる方の本で、確かに、農薬等を使用した畑の方が害虫を呼び寄せている(無農薬の畑から害虫が飛来してきているわけではない。)例が記載ありました。
野菜も同じなんですね。そんなことを、やっと気がつくことができました。ありがとうございました。
Commented by shizenchiyuryoku at 2016-02-07 23:06
通行人さん
私の野菜も虫がまったくつかないわけではありません。旬を過ぎたりして弱ってくると虫がつきます。ですが、若い元気な時はついていないです。人間の病気と同じような感じで、弱った時にかかります。問題は、なぜ弱っているか、だと思います。そのあたりは、人間も野菜も同じではないでしょうか?またよろしくお願いします。

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