カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

プロフィールを見る

<   2010年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧

2010年備忘録

2010年も畑から多くを学んだ。
人間を含めて生き物は自然に生かされている、と謙虚に感じられる場である。
ホントに言葉で言い表せないくらい、ありがとう。

学んだことは多くあるけれど、大きくは農法のことと人とのつながりのことである。
今回は農法のことを備忘録としてまとめておく。


重機で圧縮された、すぎなしか生えてない痩せた造成地で、
2007年にスタートしてから4年がたった。
「自然農」に忠実にこだわり、耕さず、草を刈らず、虫をとらず、肥料与えず。

自然農でいいことは以前の実践で体験的にわかっていたが、
この畑ではまだまだ納得のいく栽培はできていなかった。
作物は小さい。おいしいものもあるが、苦くてかたいものもあった。
初期生育が特に遅く、生育しないで終わってしまうものもあった。など。
すべてがダメなのではなく、良くできるものとできないものに分かれていた。
痩せ地でできるものはでき、肥えた土を好むものはできなかった。

原因のひとつに、造成地なので地下が問題あるのではないかと疑問を抱く。

ゆっくり待てば10年もしたらできるかもしれないが、このままでは嫌だと、
過去に学んだ他の農法を引っ張り出しては新たな試みを加えたのが2010年。
自然農の川口さんも、こだわらず状態に合わせていけばいい、とおっしゃっている。
そうなのだ。100の畑があれば条件の違いにより100の自然農があるのが当然だ。


僕が大いに参考にした農法と考え方と実践したことは以下のとおり。

1、無農薬りんごの木村さんの自然栽培

・「土を掘り、10センチごとに温度を測り、肥毒層があったら除く」をまずやれという。
・素直に1畝をスコップと開墾鍬で穴掘った。深さ1.7メートル。造成前の畑の土まで貫通!ひとりで休みの日で2カ月かかったなあ。
・10センチごとに地温を測ったけど、あまり変化はない。もともと無肥料だからね。
・しかし地中40センチ以下は、水も酸素も通さないガチガチの粘土。生き物が生息できない死の世界。根が伸びるわけないことがはっきりと確認できた。

2、成田自然農法の高橋さん

・肥毒層のことなどは木村さんと同じ。
・火素エネルギー(太陽)と水素エネルギー(月)と土素エネルギー(地熱)のお話。
 これはシュタイナーのバイオダイナミック農法に通じると、妙に納得してしまった。
 目に見えることだけが真実じゃない。人間の能力は完全じゃないからね。
・自分の畑はガチガチで土素エネルギーがふんづまりなのだろうとイメージ。
よって以前の畑の土に出会うまで(1.7M下)ひたすら穴掘りしたのだ。

3、炭素循環農法の林さん

・歯に衣着せず、ばっさり意見が気持ちよい林さん。めぐり合いは2010最大の収穫だったかもしれない。
・作物を育てるのは微生物(糸状菌)である。人間は微生物に餌を与えればよい。
作物に栄養を与えるのではない。
・微生物の餌は炭素である。炭素は生態系を巡り巡っている。
・窒素は与えることは不要。マメ科で窒素固定すると土が汚れる。窒素でメタボの野菜は虫の食べ物。人間の食べ物ではない。
・また自然に任せすぎて小さくて苦くてかたい作物は、野生化したもの。人間の食べる野菜ではない。

・身近に入手できる炭素は、草(自分の畑と落ち葉と付近のごみにでている草)のみであり、量は全く足りない。そのため満足いく餌を与えられなかった。
・来年は鎌倉堆肥を有効活用したいと考えている。

4、無肥料の種
 
・埼玉で無肥料自然栽培を実践するnicoの団体。夏の見学会で渋谷さんと明石さんを訪問。
 仮説と実践と検証を繰り返す真摯な姿勢におおいに好感持てた。
・種はリーダーの関野さんが採種したものを野口種苗で購入。
・無肥料の野崎白菜、宮重総太り大根は写真のとおり。種の違いにびっくりする。(なすトマトも良かった)

   
上記の1-4を満たした畝が一番下の写真。

初めて納得の栽培ができた。渾身の自慢の畝です。ほれぼれしている。
結果が1年ででるなんて、本当にうれしい。皆さんの惜しみない知恵の提供に感謝感激だ。
そして、やれば応えてくれる、ずっと人類を見守ってくれている大地と大自然に改めてありがとうございます。

d0190369_16372799.jpg


d0190369_1638430.jpg


d0190369_16391888.jpg

by shizenchiyuryoku | 2010-12-31 16:51 | 土作りについて | Comments(1)

大根三兄弟

無肥料自然農園の大根三兄弟を紹介します。

本当は五兄弟なのだけど、下の二人はちょっとぐれてしまって。。。
土(親)ができていないからだけど、自家採種の岩崎大根2代目と
無肥料三浦大根は大きく育ちません。ごめんなさい。

ということで三兄弟紹介しますが、どの写真がだれだかわかるかな?

1、長男

 ・親も無肥料で育っているので血統がよい。
 ・育ちやすいように土もしっかりと耕してある。深さなんと1.7メートル。
  そういう意味では愛情がたっぷり注がれているねえ。
 ・シュタイナー的にいえば太陽や月や惑星のエネルギーと
  地中のエネルギーが貫通している素晴らしい環境(と自負してる)。

2、次男

 ・親は長男と一緒で血筋はいい。
 ・ただ、愛情は長男ほどは受けていない。
 ・地中は40センチほど耕してもらっている。長男の「貫通」とが違い。
  団粒化、腐植がまだまだ。炭素も投入足りないかなあ。
 ・つまりは世間並みの愛情か。

3、三男

 ・上の二人とは血筋が違う。
 ・多分、父は青首、母は聖護院という雑種。両親の名をとって、「聖・青首」。
 ・両親の花が咲き、種となり、勝手に地面に落ちて朽ちた。つまり自生の大根。
  種まきさえしてもらっていない放任で育ってきた。
 ・耕したのは30センチくらいで「貫通」なんかしていない。
 ・日当たりは上の二人より悪く、常に湿りがちな環境。
 ・一番ほったらかしにされているんだけどね。

d0190369_1013764.jpg


d0190369_10133154.jpg


d0190369_10155470.jpg

by shizenchiyuryoku | 2010-12-25 10:06 | Comments(0)

野草の法則

今日はFM藤沢さんの野草摘み。

ところが物色していたら、たんぽぽやぎしぎしに元気がなかった。
寒さのせいだと思うけど、色、葉の張り具合、すべてに元気がなかった。

食べてみてもやはり「いのち」が少ない。
細胞にガツンとこない。
これは問題だ。野草のメンツが丸つぶれ。

ふたりで試食し納得したことは、
やはり野草も見た目の印象通りであること。
張りが無かったり色が変色しているものは、硬かったり苦かったりすること。
おいしい野草はぷりぷりして色つやが良くて姿勢がいい。
という「野草の法則」を発見したのだ。

当たり前のことだった。
野菜だって姿や色をみれば健康かどうかがわかる。
人間だってそうだよね。

さて、酸っぱい好きのFM藤沢さん。
今日はぎしぎしにかわる素晴らしい酸っぱい野草を発見!
かたばみです。
これから要チェックだなあ。

d0190369_2262545.jpg

d0190369_2264981.jpg

d0190369_2272077.jpg

d0190369_2274469.jpg
by shizenchiyuryoku | 2010-12-21 22:10 | Comments(1)

「おぎ」の意味

2010年の夏は、「おぎ」に散々悩まされた。
さつまいも、ねぎ、葉物、などの邪魔になるため、刈っていた。
ねぎはすぐに負けそうになるし、さつまいもも芋掘りしてみたら、芋の邪魔になっていた。

ほぼ毎週刈っていたような気がする。あの100年に一度の暑さの中で。
しかし刈っても刈っても、1週間でまたスーッと伸びている。
あのしつこさというか強さにはほとほと参った。

他の草は全く気にかけていないが「おぎ」だけは困った。
掘ると地下茎があり、地面下の15センチから30センチ位を中心に伸びている。
ちなみに「すすき」は地下茎がなく群落をつくる。
(しかし「おぎ」は花も種も穂もつけないな。ほんとに「おぎ」か?)

晩秋、来年のためにと、さつまいも後の畝を掘り起こし、「おぎ」を根から取り除いて行った。
でも1畝で腰は痛いし1日が終了してしまうくらい手間もかかる。
草を根から取り除くのはこんなに大変なのかと、心から思う。やりたくないね。


根を取りだすと、際限なく気になりだして、畝の隣の通路まで鍬で掘り起こし始めた。
そのうちふと気付いた。

1、「おぎ」の根の近くには「つくし、すぎな」の地下茎もある。
2、通路の、耕起していない固い地盤のところにもしっかり生えている。
3、地下茎は固い地盤でも伸び、茎葉は耕起した畝によく出る。

まてよ。
「おぎ」は「すぎな」と同じように、土の耕盤を壊すことをしてくれているのかもしれない。
そうして土が柔らかくなったら、役目を終えて、自然に消えていくのかと。

そんなこと頭ではわかっていて、夏も同じように考えた。
放っておけば、役目を終えて消えてくれると。
だけどあまりに野菜が負けてしまうので、取り除きにかかったのだ。
つまり役目を終えるまで待てなかったわけだ。
このあたりがまだまだ未熟者だ。

こうなったら、やっぱりテストしかないな。
「おぎ」を取り除いたところと、そのままにしておいたところの比較実験だ。
この冬どこまでできるかわからないが、テスト対象区をつくってみよう。

d0190369_202488.jpg

d0190369_1058546.jpg

d0190369_21515941.jpg
by shizenchiyuryoku | 2010-12-20 10:55 | Comments(0)

11/3,11/15晴天!自然農ツアーレポート!

2010年11月3日と15日に実施した畑イベントです。
自分の記録がなかったので、共催の「薬膳ヨガ 深井みほ子さん」に記事と写真を借りました。
薬膳ヨガのブログに掲載いただいたものと全く同じになっています。

参加いただいた皆さんは、すぐに野生の本能を呼び覚まされて、キラキラされていました。
ああ、日本や日本人はやっぱり大丈夫なんだー、と教えられたイベントでした。
参加いただいた皆様、深井みほ子さん、本当にありがとうございました。

以下は深井みほ子さんの記事です。




e0172219_20244917.jpg
文化の日。
桑原農園も、ポカポカ陽気に恵まれました!
風邪でこられなくなってしまったご夫婦もいて、
少々心配もありましたが
おとな12名+ちびっこ3名+ベビーちゃん3名、
みなさま、ご参加ありがとうございました!

桑原さんが、丹精込めて、わが子のように育てた土。
掘り起こすと「出た~」の声が空に響きわたり、
お芋が次々に顔をだしましたね!

今回は、お芋堀りのほかに、
「食べるものが限られても、たくましく生きていく知恵をつけること」
が、幾つかのテーマの中の、ひとつでもありました。

まずは、目の前に広がる畑にあるものから、
「芋」と「野草」に、お近づきになってみたわけですが、
決してぜいたくをしたわけではないのに、
不思議なくらい、すとんと一瞬で、
そこにいるみんなが、満ち足りたかんじがしました。
豊かさを、五感に落としてもらったような気がしました。
帰り、
「…トマトの話、しなかったですね。」
「…そういえば、あの話もですね。」と振り返りをしながら、
気分はさわやか!
伝わった感じがすると、桑原さんもおっしゃっていました。
みなさんの笑顔を思い出すと、本当にそうで、
それほどの、言葉の要らなさが印象的でした。

今日なぜだかたびたび、思い出したのは、
蒸したお芋に、もっとと手を伸ばす赤ちゃんの姿と、
自分たちの「おいしい!」「うめ~」「…(無言)」の声です。
なにも加えない土に、何も加えない料理、
なにもしないって、時には勇気がいります。
でも結果はこんなにはっきりしてる、と
ぼーっと考えてしまいました。
飽食の時代。
今日は、パン屋さんによっておいしいマフィンを買い、
おやつに頂いたら、
手作りで、おいしくて、心があったまりました。
わたしにとって、これも大切な食だなぁ、飽食じゃない。
飽食って、体から食べ物があふれるような食べ方のことかもしれません。
本当に食べたいものを、欲する分だけ頂くのは、
豊かなことだよね?
ところで、お芋のすいとんは、思いのほか消化がいいようですね。
夕方、おなかが減って減って、
いつになく、ガッツリ夕飯を頂いた私。
戦時中は、いつもこんなにおなかがすいていて
パワーがでなかっただろうと思いました。


みなさんの思いも、どうぞ気軽に聞かせてください!


今後も、桑原さんの優しい活動を通じて、
自然と人の自然治癒力を、感じていけたらと思っています。
専用のものが、今はないので、日程などは、
薬膳ヨガメールと、このブログからお知らせいたします。
(ツアー秋編は11月15日にも開催します!)
(※お芋堀りは今年はおしまいです。調理体験はあります!)

さて、昨日はスタッフ、トモコ&ミホコで、写真をたくさんとりました。
素敵!!←自画自賛
すべて公開は、しばしお待ちを。以下は、ちょっとだけ写真集~。
e0172219_21155832.jpg
e0172219_21162885.jpg
e0172219_21165485.jpg
e0172219_21172057.jpg
e0172219_2118445.jpg
e0172219_21184797.jpg
e0172219_2121397.jpg
e0172219_21192093.jpg
まだまだ続く。後編は、野草、芋料理も♪

自然農ツアーレポート②~写真~

きのうにつづいて、自然農ツアーレポート、今日は写真がたくさんです。
↓↓↓↓↓
『11月3日自然農ツアー写真集』
~スライドショー編~
yahoophoto(次々でてきます!)

~静止画編~
yahoophoto(ダウンロードできます!)


◆全体の流れ◆
<1部> お芋掘り
<2部> くわばらさんと歩く畑、野草つまみぐいの農レクチャー
<3部> ミホコの芋すいとん&野草料理実習

写真の一部をご紹介します。元気いっぱいの、土、人、芋、野草たちです!!
e0172219_0563510.jpg
e0172219_05735.jpg
e0172219_0573162.jpg
e0172219_104644.jpg
e0172219_1626.jpg
e0172219_17246.jpg
e0172219_172851.jpg
e0172219_1754100.jpg
e0172219_181248.jpg
e0172219_21347.jpg
e0172219_125104.jpg
e0172219_185338.jpg
e0172219_1131637.jpg
e0172219_1135728.jpg
e0172219_1142061.jpg
e0172219_1113921.jpg
e0172219_1125738.jpg
photo by tomoko♪
芋掘りに詳しいねえさん役を、ありがとう!











11/15、にぎやか自然農ツアーレポート!


---------
『11/15(月) 自然農ツアー~秋編~ プログラム』

<1部:レクチャー>
「自然農の話」「戦時中の食事」「日本の食糧自給率で作れる献立」
「野草と野菜の栄養」「今できる3つのこと」など

<2部:つまみぐいツアー>
ぎしぎし、いぬたで、大根、ルッコラ、春菊、バジル、たんぽぽ、
やぶからし、芋の葉とツル etc...

<3部:調理と食事>
蒸し芋、芋すいとん、野草mixごま和え、野草ごま油炒め、
蒸し大根(ゆずみそ)…他にもあった?
---------


写真
>>ラクして見たい方はこちら!
>>印刷・ダウンロードしたい方はこちら!


楽しかったですね~。
3時から雨と聞きながらも、全然大丈夫な感じがしていたこの日。

「きっと、あれ、そういえば降らなくなかったですか!?…ってなりますね!」

なんていっていたら、ほんとにそうなりました。
晴れ女、晴れ男含む17名の皆さん、
ご参加&ご協力、どうもありがとうございました!

片づけを終えたあと、桑原さんが、

「レクチャーのときに、すべての皆さんと目があったんです。
日本は大丈夫だなと思いました。」

とおっしゃっていましたが、そのとおりでした。
人々は、娯楽だけではなく、
現実や、今何ができるか知ることを求めているんだと、
ガツンと伝わってきた瞬間。
個人の思いこそが、日本を動かし、子供たちの未来を作るのだとしたら
明るい、大丈夫だと、感じられる素敵な光景でした。

今日、皆さんにアンケートをお願いしました。
下のコメント↓欄に、随時アップしていきますので、
皆さんの活動に、役立てていただけたら幸いです。

ところで、どうして桑原さんの畑のWSを
私がご一緒させて頂いているのか?
疑問に思う方も、いるかもしれませんね。

実は、そうなるきっかけになったキーワードがあって、
それは「自然治癒力」です。

日ごろから、畑を、
ただ農法を伝える場所としてだけではなく、
野菜の健康=人の健康
というようなことを感じられる場所としても
捉えていらっしゃる、桑原さん。
つまみぐいをして感じる、野菜や野草の美味しさは、
生命力のおいしさであり、
細胞が感じるおいしさだともおっしゃいます。

「野菜も自然治癒力ですよね。」
これです!

畑にいて感じるものは、
ヨガをしていて感じるものと、よく似ています。
桑原さんの畑は「自分で治す強さ」をもつことに
繰り返し繰り返し、立ち返らせてくれます。

3日に続き、今回も、
桑原さんの日々の勉強や実践のおかげで、
素晴らしい体験をさせていただきました。
この場を借りて、改めて感謝の気持ちを贈ります!

それにしてもみなさんの、チームのような
譲り合い、、笑顔、自然にまかせようよという感じ、
すばらしかったですね。
勇気と優しさを頂きました。
作っては食べ、作っては食べ(食べてる間は水を打ったように静か!!)
時間の3分の2は、食べていましたね~。
最高♪

だけど昨日頂いたのは、畑にあるものだけ、それと、
配給の主役、粉、お醤油、味噌、ぬかなどだけ。
だったらこの豊かさはどこからきたの?
自然のエネルギーでしょうか。
みんなで作ったってことでしょうか。
知恵をつかって、おいしく食べる努力をしたことでしょうか。
信頼できる人の、無農薬の作物だったということでしょうか。
贅沢はしていないのに、本当に豊かでしたよね。
e0172219_20543494.jpg
e0172219_20552345.jpg
e0172219_2056510.jpg
e0172219_20564913.jpg
e0172219_20574892.jpg
e0172219_20581351.jpg
e0172219_20583520.jpg
e0172219_20593737.jpg
e0172219_2103719.jpg

e0172219_2124368.jpg
e0172219_2153322.jpg

e0172219_21241.jpg
ni~na&suzu&kozue(by photo)、名付けてチームフラワー056.gif
お手伝い本当に心強かった、どうもありがとう!
ほかの笑顔は、
>>レッツゴースライドショー!!
by shizenchiyuryoku | 2010-12-15 20:36 | イベント | Comments(0)

ふたつの人生

人間にいろんな人生があるように、野菜にもいろんな人生がある。
今日はふたつの野菜の人生を紹介しよう。
よく味わってみてくれたまえ。


ひとりは20歳まで、ぬくぬくと恵まれた肥料の中で生きてきた白菜。
いつもすぐそばに養分があるので、苦労しなくても十分にいきてこられた。
成長は早く、図体もまわりの誰よりもでかい。

ところがある年の冬、彼はいきなり親から独立させられた。
いままでの豊かで何不自由のない家庭環境から、
まったく養分的に貧しい家庭に養子にだされてしまったのだ。


d0190369_1961540.jpg
















新しい、養分的に貧しい家庭は、彼には試練だった。
身の回りにあるはずの養分がないのだ。
苦しかった。飢え死にしそうだった。
こんな人生の転機で、ほんとうに飢え死にしてダメになっていく奴はいくらでもいる。

しかし彼は違う。苦しいけど、精一杯、新しい環境に慣れようとしている。
根をしっかりのばし、自分の力で養分を求めに行っているのだ。
彼の体は、小さくなり、しかし、芯は力強い。
葉はかたくなり、ざらざらとなり、野生化してきた。

彼を見る者は驚くだろう。姿の変わりように。
でも彼はしっかり根付いて生き始めた。自分の人生を、自分の根のチカラで。



もうひとりは、貧しい養分の人生を生きた親から生まれた白菜だ。
だから貧しい養分の家庭環境しかしらない。

世の中には生まれたときから、養分たっぷりで生きていく奴がいる。
成長もはやいし、図体もでかい。
好きな時に好きなものを食べられる。四六時中だ。
だけど病気にかかりやすい。
成人病、いってみれば贅沢病のメタボだ。

貧しい養分の親の子は、そんな世間はしらない。
現代社会では、珍しいくらいの貧しさなのに、
生まれてこのかた、苦しいと思ったことはない。いやだとすねたこともない。

なぜなら彼には、自分の根をのばし、自由に生きていく知恵とチカラがあるからだ。



どちらの人生が幸せなのか、彼らの心はわからない。

しかし人間は彼らを食べて味わうことで、多少は理解することができるかもしれない。

d0190369_11142895.jpg

d0190369_1115379.jpg

by shizenchiyuryoku | 2010-12-12 23:31 | Comments(0)

自己紹介

1、自分の農とのかかわり

・30歳を過ぎたころから環境問題、現代社会システムに疑問を持ち始めた。
・環境を破壊するとカネが儲かり、環境を保全すると貧乏になる今の社会構造は●喰らえである。(これについて語り出すと終わらないので触れない。)
・そういう社会から少しでも自由になるために、また本物のエコロジーを追求していくと、「農」にたどり着くのは必然であった。
・それに理屈でなく、畑の様々な生き物たちと一緒にいると、自分の魂が喜ぶ。楽しい。落ち着く。
・自給自足が憧れだが、結婚しており現実的でなく、まずはできるところから始めることとした。

・そして今から約12年前、環境に優しい=有機農業と考え、有機農家で学ばせていただくことになった。
・断っておくが、有機農業といっても100人いれば100通りのやり方があるのでひとくくりにしてはならない。
・虫を敵とみなし手でつぶす。草は敵とみなし根からすべて取る。有機肥料をしっかり与える。つまり農薬や除草剤は使わないが考え方は慣行農法と違わないやり方も、一部に見受けられる。
・そういう一部のやり方に違和感を感じ、自然農、自然農法、無肥料自然栽培と次々と出会い、これこそ自然の理であり、自然との調和やあらゆる生命を大切にする方法だ、との思いで傾斜していく。
・具体的には、無肥料、不耕起、草生(雑草もむやみに取らずできるだけ共生させる)で、虫も敵としない。
・理想的であるが、本当にそんなことができるのだろうか、との思いで小さなスペースを借りて実践に入ること約10年前。
・現在の北鎌倉の約100坪の畑は、7年目を迎える。今も奮闘中である。いや闘いでなく、学ばせてもらっている。
・専業ではないので、およそ週に一度の作業で管理させていただいている。

2、ブログで伝えたいこと

・初期の疑問の結論から言うと「無肥料で野菜はできる」である。
・ただし、諸条件を考えてあげるべきである。決して難しいことではない。
・むしろ「無肥料でできた野菜こそが、本当に健康な野菜である」と自分は思った。
・肥料たっぷりの野菜は時間がたつと腐る。これは健康ではない。無肥料の野菜はしぼんで炭になる。自然の野山に腐った果実や草は見られない。どうか有機野菜ならなんでも体に良い、という幻想は捨てていただきたい。
・このブログでは無肥料野菜、そして畑に自生する野草を通じて、人間に本当に健康なことはなにか、伝えていきたい。
・また、折々の作業を参考にして、ノウハウを盗んでいただきたい。(大したものないけど)
・機会があれば、実際に見て食して納得していただきたい。(少量なので全員には無理です。また畑のできの悪い時もあります)
・借りた畑は、客土造成され重機で圧縮されており、決して好条件ではない。しかしだからこそわかったことで、条件の良くない畑や庭を菜園にする手伝いもできるかもしれないと考えている。苦労もまた対処法も参考にしていただければ幸いである。野菜がうまくできないこともあるので、それも参考にしていただきたい。
・昔の日本人は農と深いつながりがあった。私も含め現代人はそれが希薄であるがために、あらゆる面でおかしなことになってしまった。日本人が本来持つ自然と共生できるたくましいDNAを呼び起こすことにも役立てば幸いである。

追伸:備忘録を兼ねているので、分かりづらいところもあるでしょうが、ご容赦ください。



連絡先メール
kwouldgo@gmail.com
by shizenchiyuryoku | 2010-12-01 14:07 | 基本的な考え方 | Comments(0)

カテゴリ

全体
基本的な考え方
土作りについて
イベント
雑草の楽しみ
庭を畑にする
食料安全保障

最新の記事

日本の野菜は海外で「汚染物」..
at 2017-01-14 22:07
自然の循環の中で栄養は供給される
at 2017-01-01 21:18
きれいな花は子孫を残すため
at 2016-03-27 11:59
食料は足りるのか
at 2016-03-13 11:00
自然農法の土つくり2
at 2016-01-11 11:25
下ノ畑二行ッテ来マシタ
at 2015-08-22 19:57
芒種の本当の意味
at 2015-06-14 18:09
ゆく河の流れは絶えずして
at 2015-05-09 21:36
学会で認められる不耕起・草生栽培
at 2015-03-21 21:35
ムッシュー山下朝史とフレンチ..
at 2015-01-17 19:14
100年前の神奈川県の食事
at 2014-12-27 23:02
「二百十日の畑の様子」その後..
at 2014-11-16 22:38
「二百十日の畑の様子」その後
at 2014-10-05 00:12
二百十日の畑の様子
at 2014-09-01 00:31
種を採る
at 2014-06-15 21:14
春の楽しみ
at 2014-04-13 23:44
安心安全な野菜は種で選ぶべし
at 2014-03-19 20:57
無肥料栽培は美味しい!
at 2014-02-02 11:22
Life in all it..
at 2014-01-12 18:12
2013秋の無肥料畑
at 2013-11-02 23:39

検索

以前の記事

2017年 01月
2016年 03月
2016年 01月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 06月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月