カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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無肥料で作物ができるわけ


2011年も残すところわずかになりました。

今年は、現在の畑を借りて5年目の年でした。振り返ると、ようやく土ができてきたおかげで生育状況に大きな飛躍がありました。端的にいえば、豆類、イモ類、葉物などは病虫害の心配なしに生育も立派になってきました。来年の課題は果菜類です。また穀類について粟はどうにか収穫できましたが、失敗した陸稲とともにもっと安定させていきたいと思います。



私は8年ほど前に無肥料の栽培に興味を持ち、引き込まれ、実践に至っていますが、ずっと探し求めていたものがあります。

それは「無肥料で作物ができる理屈」です。

自然農、自然農法、自然栽培、炭素循環農法、有機農法、、、それぞれのやりかたについては説明が書籍などにあります。それらを読み、勉強会に参加し、これはと思うものは試してきました。(大きく土を動かしたり、土中深くに堆肥を埋めるなどの、なんとなく不自然で人為的なものは試しませんでしたが。)

しかしどの書籍にも「なぜそれで作物に必要な養分を供給できるのか」は書かれていませんでした。作物は養分だけでなく、太陽、水、そして土の構造や性質など、多くの要素が関係してくるので、養分だけを考えることは総合的ではないと思います。が、チッソ、リン酸、カリ、ほか多くの成分が作物の生育に必要な養分とされるなか、無肥料であってもそれら養分がどのように作物に供給されているのか、その仕組みが知りたくて知りたくて仕方ありませんでした。

その仕組みがわかれば、栽培する上で何が本当に大切であるのか、何を守らなければならないのか、何はなくてもかまわないのか、がわかるのです。そうすれば、このもっとも持続性の高い農法を通じて、自然を破壊し収奪することなく、あるいは汚染させることなく、食物を人間が得ることができる、と考えました。もちろん生命力の高いおいしい作物という結果も得られます。

今年は、この探していた答えがようやく見えた気がします。おぼろげなイメージをもつことができたということです。といっても神様が降りてきたわけではなく^_^;、日本有機農業研究会発行のドイツの翻訳書籍を読み返していてですが。。。

ここでは自分のイメージを明らかにせず、確信に至るまで実践していきたいと考えています。
自然農、自然農法、自然栽培、炭素循環農法、有機農法それぞれ異なるように見えますが、原理は近いなあ、と思いました。(もちろんそれぞれの農法にも多々の手法が存在し、個人的にちょっと違うかも、と思うものはありますが。)つまりは、先人が説明の仕方は違っても、理解していたことなのだと思います。なので私の発見ではありません。謙虚にしかも明るい希望をもって実践していきたいと思います。



さて先日、義理の甥と姪と一緒に収穫を楽しんできました。こういう楽しみがあるから一層励みになりますね。しかし女の子のほとんどは虫がダメですね。虫さえいなければ楽しい、と言います。虫がいることも無肥料でできる要因のひとつなんだけど。。。。。汗。。。

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大豆です。左が根っこ農園の増田さんに譲っていただいた八郷在来の大豆でこれを植えました。右が今年収穫し選別したものです。収穫して使える大豆率は1/3くらいでしたので来年の種にします。味噌つくりは来年かあ。
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本年もブログに訪れていただき、ありがとうございました。みなさんの訪問が励みになっております。本当にありがとうございます。
by shizenchiyuryoku | 2011-12-26 15:00 | Comments(0)

大根は日本の野菜だ


当たり前の表題で、何なのだ?ですね。

以前の記事で、大根は無肥料で健康に育つから、やはり日本の風土に適しているのだ、もっと食べようと書きました。春の七草にもありますし、古事記にも記載されていることから、大切な日本の野菜であると改めて強調したかったのです。

大根が畑でできるのは当たり前ですね。もちろん無肥料でできます。
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さて、本題です。
畑以外ではどんなところできるでしょうか?
私の見た限りではこんなところです。


1、海浜の砂浜で「浜大根」
・少し古い写真ですが、8月末から9月頭の写真です。
・秋冬には大根の葉がありますよ。味はもちろん大根葉です。
・根は太らず、大根としては期待できませんが、滋味のある味わいです。
・どうやって海砂で育つように適応してきたのでしょうか?生命力が強すぎます。
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2、山は?
・海でできるなら、山でもできるよね。
・山の腐葉土のあり方は畑作のお手本とされるくらいだから、楽勝でしょう。
・と考えて、今年の9月に畑と同時に山にも大根を蒔きました。
・山はほとんど直射日光は当たらないけど、腐葉土がふかふかで香り良い土です。
・結果は、、、発芽は同じようにしましたが、、、、、。
・なんと「もやし」のように徒長してしまって倒れて消えました。
・理由として考えられるのは、「陽が当たらない」「腐葉土が厚すぎた」「無肥料の種には栄養が多すぎた」
などですがわかりません。
・田のもの(稲藁)は田へ、畑のもの(草)は畑へ、山のもの(落ち葉)は山へ。の自然の原則かもしれません。
・深いテーマです。来年も実験してみます。
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・山の土はこのものたちのためにあるのかな?(もやしの近くで)
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3、河原
・私の大好きな場所があります。
・ここは写真の通り、大根が自生しています。
・葉は健康でしっかりしていて大根の味がします。
(八百屋の葉が1なら、私の畑のは10、河原のは15くらいの生命力の目安です)
・根は太らず、大根としては楽しめません。
・だけどこれだけ自生してるのですよ。
・誰もとらないから、大根作らなくても自給できます(笑)。
・場所は申し訳ないけど教えられません(笑)。
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畑はもちろん海浜でも河原でも育つ大根の生命力は納得いただけましたか?

しかし私には悲しいことがありまして。
以前の記事で紹介した「4代目聖大宮」大根が発芽していないのです。
今年は季節がずれていたからなのか、放射能の影響なのか、私の不行き届きなのか。
来年に復活してくれることを期待しています。。。。
by shizenchiyuryoku | 2011-12-13 21:56 | Comments(2)

現在の野菜たち


いつも訪問いただきありがとうございます。

今日は現在の主な野菜の生育を写真で紹介します。

そういえば、ひとつ変化をかんじたことがあります。
以前「土の固さ」の記事で紹介したなかに、170センチ深く起こした畝より40センチだけど草をたっぷり敷いてある畝のほうが生育がいい、と書きました。

なんと逆転してます!
ブロッコリーなのですが、当時はそのとおりでしたが、今では完全に深耕畝のほうが大きいです。(写真)
小松菜、春菊、のらぼう菜は当時と同じで、草たっぷり畝のほうが立派です。
大根はあまりかわらない感じです。
考えられることは、ブロッコリーのような根が深い大型野菜は、やはり深耕が良いこと、初めは生育が遅く感じてもそれは根を伸ばすことを優先している時期であったこと、でしょうか。
野菜によっても結果は異なるのですね。簡単には結論付けできません。。。。



では一部紹介していきます。大きさは500ミリペットボトルや包丁や帽子を目安に見てください。
野草たちは一緒に写っていることもありますが、今回は脇役です。

170センチ深耕畝のブロッコリーです。
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白菜です。
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小松菜、春菊、のらぼう菜です。
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大根です。ほとんど虫に食われずきれいな葉です。長いのは宮重総太り、短いのは打木源助です。
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大豆の収穫です。根粒菌はあまりついていないです。写真のものはついているほう。
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大麦です。
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葱です。
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里芋の試し掘りです。(写真は土垂)。昨年より小さいです。
まわりの畑もサツマイモなど出来がよくなかったようですが。
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しょうがです。(あれー、小さいな)
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by shizenchiyuryoku | 2011-12-01 19:11 | Comments(0)

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