カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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食は運命を左右する

大変遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。



昨年末は総選挙がありました。
大手メディアの世論誘導、集票独占企業ムサシの集計不正疑惑、国民の声を反映しない選挙制度、など選挙結果より経緯に不信にさせられることがありました。
日銀も通貨を刷りまくることになれば、日米欧そろっての過去にない規模の金融緩和の向かう先にはどんな未知の世界が待ち受けるのか。世界はますます混迷を極めていくのでしょうか。


私たちは、メディアの報道をそのまま信じないで裏の意図を自分で考えること、自分や家族が健康で幸せにあるために本当に大切で信頼できるものは何か、を常に考えることだと思います。


今年もこのブログでは、安全で健康的で持続可能な食や暮らし方について書いていこうと思います。本年もよろしくお願いします。


雪で真っ白にリセットされたところで、年の初めにあたり、江戸時代中期の観相家である水野南北の「相法極意修身録」(たまいらぼ刊 玉井禮一郎訳)を紹介します。(偶然知った本です。いつもこのような本を読んでいる訳ではありません^_^;)


内容を一言でいえば現代訳タイトルのとおり、「食は運命を左右する」ということです。


南北の観相法は百発百中であったそうですが、それはたんに人相・骨相のみを占ったのではなく、被占者の食生活を子細に聞いて占ったからだそうです。
その人の食生活で将来がわかる。ということです。
そして運命というの不変ではなく、変えられる。ということです。


南北自身にもこんなエピソードがあります。
若い頃、観相家に「剣難の相がでており、あと1年の寿命」と宣告され、出家を勧められた。入門を乞うた禅寺で「1年間、麦と大豆だけしか摂らない食生活に耐えたら許す」と言われたので実践した。そして再び観相家に会ったところ、「剣難の相が消えている、なにか徳を積んだだろう」と聞かれ、麦と大豆のことを話すと、その食生活が運命を転換する原因となった、と教えられたという。後年も米は食べず、1日に麦1.5合、酒1合、副食は一汁一菜を守り、そして晩年裕福になったそうです。




それでは本の最初の項(はじめに)から引用します。

「南北相法極意抜粋自序」

それ、人は食を本(もと)とす。
たとい良薬を用いるといえども、食なさざれば性命を保つこと能(あた)わず。
故に人の良薬は食なり。

予、数年相業をなすといえども、食の貴き事知らずして人を相するに、
貧窮短命の相ありといえども福有にして長命の者あり、
また富貴延命の相アリといえども貧窮にして短命の者あり。

この故に、相して吉凶を弁ずるといえども、明白に定ル事あたわず、
是、皆、食の慎みと慎まざるとにあることを、ようやくここに覚ゆ、
しかして後、人を相するに、まず食の多少を聞き、これによって生涯の吉凶を弁ずるに、万に一矢なし。

故にこれを予が相法の奥意と定む、
然るに数年飲食の慎みを衆人に伝え、これをもちうる人を観し見るに、
一箇年先に大難ある事を見極むるといえども、その時より食を厳重に慎むものは、かならず是を免れ、
かえってその年に当たり思わず吉事来る者多し。

あるいは生涯貧窮の相ありといえども、益々食を慎み、是を用いる者は、
相応の福有となって今人に知れ、大いに用いらるる者多し。

また数年病身にして短命の相極むるといえども、この食を慎むより、
心身健やかにして今老に至る者多し。

およそ是のごときの類は取って数えがたし。

故に富貴貧賎、寿天、窮楽、立身出世、発達のことは、
みな飲食の慎みにあるべし。


(以下略)




そして現代訳の目次はこのとおりです。内容がわかると思います。
 
相法極意修身録 巻之一

  相法極意抜粋自序   
 1 運命の吉凶は食で決まる   
 2 粗食の者は貧相でも幸運をつかむ  
 3 粗食でもときに大食すれば大凶   
 4 食事時間が不規則な者は吉相でも凶   
 5 食事量が一定していれば心身健全   
 6 美食をつづけると消化器系の病気にたる  
 7 子なき相でも食を慎しめば跡つぎを得る   
 8 小食の者には死苦や長病がない   
 9 肉体労働者は大食をしてもよい   
10 人格は飲食の慎しみによって決まる  
11 厄年に難を避ける法   
12 高齢者の肉食は害が少たい   
13 子供の貧相・悪相は親の責任   
14 家運が尽きていても減食で再興できる   
15 吉相でも碁・将棋を好む者は出世しない   
16 築山・泉水のある家は衰運に向う   

 
相法極意修身録 巻之二

 1 陰の男は大陰の妻をもとめる   
 2 万善万悪みな食を本(もと)とする
 3 神官が貧しく僧侶が裕福なのはなぜ?    
 4 遊興放蕩も食を慎しめば許される   
 5 神への祈りをかなえる法  
 6 自分の食べる分を施すのが真の陰徳   
 7 身分の低い者が身分の高い者と親しくすると……
 8 人相だけを論じてもあてにならない  
 9 一粒を惜しむ者は一飯を余分に食す   
10 食物を粗末にする者は成仏しない   
11 相法の秘密は法華経にある   

 
相法極意修身録 巻之三

 1 毎朝昇る太陽を拝む長寿法   
 2 食欲がなければ食べるな  
 3 現世に食を慎しめば来世に果報を得る 
 4 食器の大小は身のほどに応じてきめる 
 5 精神を治めるために食を慎しむ仏法  
 6 貧乏人は金持ちの趣味をまねるな  
 7 夜なべは大凶、朝寝坊は貧窮短命   
 8 女性が吉相を自覚すれば凶相と変る  
 9 慎しみを守っていても天からためされることがある 
10 衣・住も過ぎたるは凶  
11 太陽の運行と不可分の運勢  
12 朝早く起きればなぜ運がよくなるか
13 倹約は吉だが吝嗇(けち)は凶  
14 食を慎しめば気が開け、気が開けば運が開く
15 学ばなくて知る者、学んで知らぬ者
16 善人短命・悪人長命の理由  
17 才気煥発の子を育てる心得  
18 生命は不生不減、無始無終である  
19 人体を堅める塩の徳  

 
相法極意修身録 巻之四

 1 儒者(学者)かならずしも徳者ではない  
 2 万物即天地創造の神である  
 3 日本・中国・インドはともに神国である 
 4 神・儒・仏の三教の役割  
 5 ただの大酒飲みではなかった李白  
 6 難病は粥(かゆ)で治せ    
 7 味バカは減食で治せ   
 8 一念・一業を貫ぬかない者は世に無益   
 9 神・儒・仏の三教に垣根はない  
10 一年以上の余命があれば延寿できる、  
11 吉凶の根源を知らない観相家は「盗賊」 

 
相法極意抜粋践 

 監注者のことば(松原目治)   
 訳者あとがき(玉井禮一郎) 
           

以上です。





読むと私自身も注意すべき点が多々ありましたので、気をつけようと思います。


そして私が現代流に勝手に解釈を加えるならば、

「生産・製造工程・原料のわからない不自然な食べ物を大食するのではなく、良質な食べ物を少量(腹八分)でいただくこと。」

ではないかと。

人間も野菜も健康であるためには基本は同じです。
何があっても力強く生きられるよう気をつけましょう。


いつもありがとうございます。
本年も平和で健康なすばらしい年でありますように。




雪の中の白菜(こちらは自生白菜)
d0190369_1765245.jpg







by shizenchiyuryoku | 2013-01-17 20:12 | Comments(0)

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