カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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TPP反対の理由

私の考えるTPP反対理由を書きます。


1、日本の国家主権を奪うものである。
   
・TPPにはISD条約というものがあり、これは日本の国内法より外国投資家が優先されるというものである。
・TPPの最大受益者は多国籍企業とそれらを支配する金融資本家であるから、彼らの利益が日本国の法律(国民の権利)より優先される。
・多国籍企業の利益を阻害する国家の障壁(関税や非関税障壁)は撤廃しろ。というのがTPPの本質である。
・TPPと似た条約でNAFTA(北米自由貿易協定)や米韓FTAがあり、これらも強引に締結させられた。先進国で福祉に優れていたカナダの水道はアメリカ企業にのっとられ、もちろん農業はモンサント社に乗っ取られつつある。メキシコや韓国などは当然食い荒らされている。そしてそれを食い止めようとすると、ISD条約により訴えられるのだ。もう手遅れである。
・乗っ取られるのは農業だけでなく24分野に及ぶ。医療、保険、教育、知的財産、、、、、。


2、食料が支配される

・2011年にアメリカのオバマ大統領は「食品安全近代化法案」なるものに署名した。
・これは主に食中毒防止からつくられた法案だが、恐ろしい罠がしかけてあった。
・農家は自由に種採りをしてはいけないし、煩雑な報告義務付けと直売などの販売禁止で小規模農家の経営が困難になるものである。
・これで利益を得るのは種と食料支配をもくろむモンサント社、カーギル社である。彼らに支配された農家は生き残る。
・日本にもいづれ適用されることが予想される。自家採種で自然農法・有機農業などしていたら真っ先につぶされるだろう。恐ろしい。
 

3、完全なる秘密主義

・TPPの交渉は秘密裏に進めるものとなっており、国会議員でさえ知らされない。これはアメリカの議員でも同じである。
・締結後4年間は、締結の内容を知らしめないことになっているとのこと。異常である。よほど知られたくないことを決めたがっている。
・国民のための議論や民主主義など存在しない。


4、原型はアメリカの対日要求にある。

・TPPは管前総理(平成の壊国の寒総理)の時に降ってわいたものではない。2008年の麻生内閣の時に、日本に対する要求として突き付けられているらしい。
・過去アメリカは日本政府に要求(年次要求書)を突き付けており、歴代内閣は少なからず従っている。(いうこときかないと短命内閣とされてしまう)
・アメリカに従属する日本の内閣のことは孫崎亨著「戦後史の正体」にわかりやすい。
・つまり、日米間に「交渉」などなく「服従」あるのみの悲しい現実がある。
・農業でいえば、小麦、大豆、牛肉、オレンジなどやられっぱなしの結果が今の自給率である。戦後アメリカの小麦戦略としてキッチンカーなるもので全国津々浦々まで宣伝し、「コメを食うと馬鹿になる」と学者に言わせ、学校給食にパンを導入した結果が、現在のご飯よりパンを好む人たちの存在である。
・また木材自由化は林業の採算が合わなくなり、現在の山が荒れる状況を招いた。
・万が一、TPP参加が今回無くなったとしても、この先も形を変えて突き付けられ続けるので、注意を怠ってはいけないだろう。


5、受益者は誰か。(日本国民が被害者になることは確定しているが)

・アメリカ政府は大統領もアメリカ多国籍企業やそれらを支配する金融資本家の要求に従う。
・今回利益を得るであろう企業は主なところで、農業分野ではモンサント(遺伝子組み換え種子を勝手に交配させ農家に賠償請求する極悪企業)、カーギル、
保険金融ではAIG,シティ、医薬品ではファイザー、J&J,ギリアドサイエンス(タミフル開発企業)、建設ではベクテル、キャタピラー、航空機ではロッキード(F35など戦闘機)、ボーイング(オスプレイ開発)ほか多数。
・日本企業も大企業は受益がある。主な受益企業は下記サイト参照ください。経団連会長の米倉氏の住友化学は、カーギルが大株主でもあり、モンサントと提携しているから、一心同体なのだろう。経団連はもちろんTPP賛成である。
・受益企業600社ともいわれている。全企業のなかでも1%の選ばれた企業である。まさに1%と99%の法則が存在する。これが資本主義のいきつくところなのだろう。


6、日本の政財官学マスコミ

・現在、国会議員の過半数はTPP反対との情報もある。全国地方自治体の8割がTPP反対との話も聞く。
・しかしそれでも野田総理が参加を勝手に表明してしまう強引策もあるようだ。残念ながら、現在の野田内閣(国民の生活は台無し党)はアメリカ従属議員が多数であるのだろう。松下政経塾出身は危険と感じざるをえない。あるいは大企業の成長こそが日本の国益と考えているのかもしれない。先進国共通の政治と経済の現象なのだろうか。(ブータン支持!)
・次期総選挙では、TPPを争点に、国民重視派かアメリカ従属派かの踏み絵を設けるべきである。
・戦後ながらく続いてきた体制を維持したい政財官学マスコミが変わらない限り、TPPに限らず、国民の権利は蝕まれ食いつくされると考える。




以上、私の意見を書きました。賛否あるでしょうが、考えは人それぞれですからよろしくお願いします。


TPPに反対している団体は全国に多数あり、それぞれの立場で訴えています。
わかりやすいのは、「サルでもわかるTPP」サイトです。お勧めです。
http://www.luna-organic.org/tpp/tpp.html

9月1日から上映される映画「モンサントの不自然なたべもの」
http://www.uplink.co.jp/monsanto/
モンサント批判の映画、サイト、本は世界中にあふれています。


わたしは8月21日の官邸前デモに参加してきました。上記の私見には、そこで聞いたことも含まれています。
主催は「STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会」。特定非営利活動法人(NPO法人)アジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長や、「サルでもわかるTPP~入るな危険! 強欲企業やりたい放題協定」を出版した料理教室主宰の安田美絵さんら、草の根での反対行動を続けてきた主要メンバーです。
毎週火曜日に官邸前で続けられるようです。初回の8月21日は主宰者発表で300人が参加しました。



畑で自生している赤しそでジュースを作ることや、固定種きゅうりの種を採ることも許されない世の中にならないことが、私の願いです。



自生している赤紫蘇
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紫蘇ジュースつくりました
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種採りのために完熟させた固定種きゅうり
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以下アメリカと日本の関係を考えるための必読書です。




by shizenchiyuryoku | 2012-08-22 15:04 | 食料安全保障 | Comments(0)

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