カラダの細胞や魂が喜ぶ、いのちのつまった野菜つくりを追求し、自家採種、無肥料、自然農、自然農法、自然栽培を実践中。農薬を使用しないのではなく、そもそも使用する必要がないことが健康の証です!


by shizenchiyuryoku

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生命科学と自然農法

あけましておめでとうございます。

ブログ更新少ないですが、本年もよろしくお願いします。


近況報告として、昨年は、生命科学の面白さに目覚めました。

今まで、自然農法や自然農、自然栽培、無肥料栽培・・が良いことは感覚的に、また実践する中で体験的にわかっていました。なぜ良いのか、どういう仕組みになっているのかを本を読み、講演に出かけ、自分なりにイメージしてきました。

そして昨年は、その延長で、遺伝子組み換えの講座や、元自然農法センターの石綿薫さんの勉強会「生き物の視点で組み立てる農業技術」に出かけ、さらには生命科学や微生物や土に関する本も読みました。


面白い!生命のしくみ。


はじめは、自家採種した野菜はなぜ生育が良く病虫害に強いのだろうか、といういわば育種学からの興味でした。自家採種することで、その野菜の遺伝子は変わっているのだろうか。あるいは、遺伝子の発現が変わるのだろうか。

そして、人類の今までの育種方法、さらには遺伝子組み換え、ゲノム編集といった最新の育種では、何を目的に、どういう技術で、どんなことが出来て、これからどうなっていくのだろうか、と興味は広がっていきました。


遺伝子組み換えの講座を聞くうちに、今度は、生命の仕組みへの興味がどんどんと大きくなりました。遺伝子とは?DNAとは?ゲノムとは?という初歩的な勉強から始まり疑問は次から次へわいてきます。


・DNAが複製されタンパク質がつくられる仕組み(=セントラルドグマ)がヒトも植物も地球上の生物はすべて同じ仕組みであること、つまり生命の統一原理が同じであるということは、種の起源も同じであることか?

・私たちの体の細胞は、毎日生まれ変わっている。DNAも複製されていくが、コピーミスがたびたび生じること。ミスを修復する仕組みとは?修復できなかったらどうなるのか?病気や老化や死との関係は?

・遺伝子の複製ミスが生物の多様性を生んだ。長い生物の歴史の中で、そのことによって生き延びた種もある。それは偶然なのだろうか?

・生まれた時は同じDNAの一卵性双生児が、大人になると性格も病気への抵抗性も違ってくるのはなぜか。

等々

・私たちが食べたものは、どのように消化・吸収されるのか?食べ物はどこまで分解され再利用されるのか。

・成分が同じと仮定するなら、有機栽培野菜も慣行栽培野菜も人体には同じことなのか?

・体内の共生微生物はどのような働きをしているのか?

等々

・人体の共生微生物と、植物の根や土に共生する微生物と仕組みや働きは同じなのか?

・健全な作物とはなにか。健全な土とはなにか?

・光合成や細胞を作る仕組み、根から養分を吸収する仕組みとは?

等々


ゲノム解析もかなり進んでいて、私たちの生命や健康に関する新しい知見が生まれることはすばらしいことだと思います。一方で、解析されたゲノムがどのような働きをしているのか、どう互いに関係しあっているのか等はまだまだわかっていません。人体の仕組みや、微生物のこともまだまだわかっていません。土中の微生物もまだまだ解明されていません。ロマンとも言えますし、知れば知るほど自然や生命の偉大さに驚くばかりでもあります。


自然農法についても、感覚的に捉えるのではなく、現在の知見の中で科学的に理解していくことを今年も続けていきます。

そして従前からの「健康であるために、日本人は何を食べるべきか」のテーマを今年も続けていきたいと思います。


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DNAの二重らせん構造を発表したワトソンとクリック(1953年)





by shizenchiyuryoku | 2018-01-21 19:01 | 基本的な考え方 | Comments(0)

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